海外判定とかと比べると結構違う部分も多いので、タイプ4キャラの判定理由を公開してみることにした。
典型的なキャラから本当にタイプ4なのか?なキャラまで。あと難しいキャラの判定がやりやすくなったという意味でイエリッツァには感謝。
最終的に、こうなった。

このブログにおいて最終的にタイプ4判定を下したキャラはこの5人。
タイプ4疑惑をかけたキャラ…となるとディミトリもか。あーでも、ディミトリタイプ4だって思ったのは管理人が銀雪からやったせいなんだよなあ(銀雪のタイプ4分裂だけを見て、それをタイプ4の不健全だと見間違えた。青獅子1回目の序盤でタイプ1に判定を変えて今に至る)。というわけで、最終的にタイプ4判定を下したキャラについて、どこを理由にそう判定したのかの話をしようかなと。
風花雪月のタイプ4全体についてひとつ言えることがあるとすれば、「イエリッツァ実装ですごくわかりやすくなった」。
わかりやすい順に並べると、イグナーツ=ドロテア>イエリッツァ>シルヴァン>フェリクスくらい。青獅子組、というかフェリクスは難しかった…。
(復習)ここを見てやるとわかりやすい
タイプ4キャラ考察の面白さをプレゼンしてみたでも触れましたが、ここに注目、というポイントをまとめておきます。
この4つすべてが描写されていることはあまりないのだが、2つ以上当てはまったらタイプ4かもしれない。(例えばドロテアは4つすべて当てはまったりする。)
子供時代のパターン
過去記事で少し出てきてる話ですが、改めてまとめておきます。
両親とのつながりが断たれている。
私は父のようではない、母のようではないと自分に言い聞かせる。
自分の人生は孤独だと感じる。
両親は自分を拒絶した(自分は両親に見捨てられた)、自分には関心を持っていないとも感じる。
自分が子供時代に得られなかったと感じる両親からの愛を求める→理想の相手を探すようになる。
ざっくりまとめると、こんな感じ。
(共通)メルセデスとの支援会話に注目
ドロテア以外の四人について、メルセデス(2w1)と支援会話を持っているという共通点が。
そしてそのメルセデスの支援会話がカギ。
…前もどっかで書いた気がする話なんですけど、メルセデスって、感情センターのキャラ(タイプ3のヒルダとかローレンツとかもね)の自己イメージをはがすのがすごく上手なんですよね。
特にタイプ4については弟がタイプ4だから、弟に似てるなって感じで理解できるのかなって思ってみたりもする(フェリクス以外についても)。
それか、タイプ2とタイプ4は線でつながっているから、理解しやすいのかも。それを言うと、タイプ4はタイプ1(イングリットとか)ともつながりがあるんだがな。
ドロテア
当てはまるもの:4つ全て
ドロテアで一番わかりやすいのは、対ベレスの支援B~A。


(過去にアップしたものを流用)
上が支援Bからで、嫉妬がわかるもの。下が支援Aからで、子供時代のパターンがよくわかるもの(自分を救ってくれる人を待っている)。
タイプ4は自分を救い出してくれそうな人を理想化しがちな一面があります。ドロテアの場合、マヌエラが理想化されてますね。
子供時代のパターンについてはハンネマンとの支援会話もわかりやすいと思う。
「自分を自分として~」はベレス支援Aだけでなくシルヴァンとの支援会話からも見つかる。
文字通りの捨て子だからか、子供時代のパターンは当てはまる部分が結構多い。
シルヴァン
当てはまるもの:4つ全て
ひとことでまとめるなら、「ドロテアと同じところがタイプ4らしい部分」。
深読みすれば深読みするほど「典型的なタイプ4じゃないか」となってくるキャラで、話してて非常に楽しい…のだが、ややわかりにくく難しい話になりがちなのが難点。キャラクター性格診断するなら、やや上級者向きか。
囚われはプロフィールから、「自分を自分として~」はドロテアとの支援会話から。「自分に正直に~」は支援Sから。子供時代のパターンがやや読み取りにくいが、ドロテアとの支援会話からそれらしきものが見つかったりする。
判定するにあたって悩むであろうものはタイプ7とだと思うんで(実際海外判定ではタイプ7になってるし)、タイプ7との違いの話を少し。タイプ7と比べる話がちょうどあるんで、紹介しておきます。

(イングリットとクロードの支援会話より)
FEあるあるとして、同じタイプのキャラは似ていると明言されることが多いです(それこそ、ドロテアとは同じと言われている)。
ドロテア→同じ、クロード→それほど似てない
要するに、そういうこと。
ドロテアとの支援会話(特にBとA)は読めばとりあえずタイプ4についてわかった気になれるくらいよくできてると思う。
イグナーツ
当てはまるもの:2つ(自分に正直に~と子供時代のパターン)
この中で最も典型的なタイプ4。よくタイプ4と言われるのはこういうキャラです。
タイプ4らしいタイプ4だから、注目ポイントとかなくてもぱっと見でタイプ4だと見分けられるキャラ…かも。
「自分に正直に~」についてよくわかるものがあるので紹介。


(過去にアップしたものの流用)
「自分に正直に」を選ぶと支援値上がるんです。
フォドラを平和にはタイプ9が、皆を幸せにはタイプ2が喜びそう。
フェリクス
当てはまるもの:3つ(自分を自分として~と自分に正直に~と子供時代のパターン)
非常に判定が難しかったキャラです。
タイプ4らしい面を探すのがとにかく大変だった。タイプ4らしい面が見られるのがメルセデスの支援会話くらいしかない。
子供時代のパターンがやや強めのキャラ、という印象を持っていたり(子供時代のパターンがきっかけでこの判定になった)。
イエリッツァ登場で一番わかりやすくなったキャラ。
イエリッツァと似ていると言われている(さっき少し登場したFEあるあるを使うと)イエリッツァと同じタイプなのも納得。
…ほぼメルセデスとの支援会話だけで判定が決まったのは否定できない。
おまけ・イエリッツァ
当てはまるもの:2つ(自分に正直に~と子供時代のパターン)
非常に典型的で、タイプ4の特徴も多く登場。タイプ4の特徴が出てくるのが参戦後に追加されたテキストで、かつ支援会話の数は少ないのだが。

(紋章考察の死神のところで出したやつの流用)
イエリッツァで最もタイプ4らしいセリフは支援Sのこれ(自分を救い出してくれる人を待っている、ぱっと見は違えどその点はドロテアAと似ている)。