以前某所で少し書いた「タイトルの由来って何なの」って話の詳しい解説と、海外で見かけたメインルートってどれなんだろう?という話。
ゼノブレイド2の話が途中出てきますが、ストーリーとは全く関係のない話のみなので、ゼノブレイド2未プレイでもたぶん大丈夫。たぶん。
(※ゼノブレイド2は任天堂から出ているSwitch用RPGソフト。2017年発売でモノリスソフト開発。)
本当の順番は「雪月風花」?―「ゼノブレイド2」より
イベント鑑賞での順番は、第一部白雲、第二部銀雪、第二部蒼月、第二部翠風、第二部紅花。
ゼノブレイド2より、レアブレイド「ツキ」をリーダーにして傭兵団を出すと、部隊名がこうなります。

(c)2017 Nintendo/MONOLITHSOFT
「雪月風花隊」
この部隊名はレアブレイドの場合そのキャラをあらわすものがつけられています。ちなみにこのツキは美しいものにかかわるキャラ。
美しいものを示す言葉に「雪月花」があります。冬の雪、秋の月、春の花だったか。ここに夏の風(「風薫る」は俳句では夏の季語です)を加え、ツキの部隊名の順にすると
冬→秋→夏→春
の順番になります。
イベント鑑賞の順番と、ツキの部隊名の順番が一致しているのは何か意味があるのだろうかと考えてしまう。
管理人はたまたま一回目を銀雪→蒼月→翠風→紅花の順でクリアしましたが、翠風からやればよかったと少し後悔したくらいで、それ以外は特に後悔はないです。(それも翠風からやればよかったと後悔した理由が単純に「金鹿学級が好き」とかいう理由。)
むしろ、管理人はこの順番をすすめるだろう。黒鷲の白雲を二周する必要があって結構めんどくさいけど。
銀雪の救われないディミトリを見てから蒼月の救われたディミトリへ。紅花は蒼月をやってからやった方が話はわかりやすいと思う。紅花って「四番目のルート(Fourth Route)」と海外で言われているんですが、いろんな意味で最後にやった方が理解できるんじゃないかな。ifの「インビジブルキングダム」みたいな感じ(公式で「白夜と暗夜両方やってからやると一番いい形でこのルートを遊ぶことができる」と言われているルートで、DLC)。
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海外タイトルは「ThreeHouses」。直訳で三つの家、だが「三つの寮」または「三つの学級」と訳すのがおそらく正しい。そういえば、海外民は日本タイトルを「4 Seasons」と訳していた。
メインルートは銀雪説―海外民の意見から
海外で「メインルート、銀雪なんじゃね」って話を見かけたので、上記「本当の順番は雪月風花説」ももとにしつつちょっと考えてみた。
海外民がそう思っている理由は、OPに慟哭のカットが入っていること(それを言い出すと翠風専用ムービーのものも入っているのだが…)と一部ムービー(後述)。
OPだけでなくムービーの一部(主に翠風と共通のやつ)は銀雪で来るものとして作られているように感じます。「光の杭」はこのEPで翠風仕様の兵士がたくさん描かれている「東方の民」が流れているのもあり、銀雪仕様の兵士が出てくるのは若干の違和感が。「炎帝の死」は金鹿担任だと(あれ、エーデルガルトとそこまで関わりあったっけ…?)と思うのは管理人だけか。黒鷲担任(つまり銀雪)と比べると明らかにかかわってる時間が短いような。
(「炎帝の死」については、海外民も「なんであの場にクロードいないんだろう」と疑問に思っていた。)
中身がほぼ同じ「悲壮」「呪い」について。「呪い」は銀雪と共通の部分と翠風限定の部分(ネメシスが目覚めるムービー)が分かれていて、二回スキップする必要があったりします。
あと、管理人が気になっているのは、サウンドセレクションの選曲と、収録順。

だいたいストーリーの順番にそって入っているのがわかると思います。16番までが第一部で、17番からが第二部な。
注目してほしいのは、29から32番。
本当にストーリー順であるのなら、「再戦」「天と地の境界」は「光の杭」の前に入っていないとおかしいはず。
31番には銀雪のEDムービー曲「慟哭」が入っています。32番「安らげる場所」は支援Sの曲、と言えばわかりやすいかもしれない。31、32がエンディング。
本来の順番が「雪月風花」であると仮定すると、雪は一番目。やはり、海外民の指摘通り銀雪がメインなのかもしれない。
(※主題歌「フレスベルグの少女~風花雪月~」の歌詞も銀雪に沿ったものになっています。主題歌についてはこちらの別記事で。)