DIVA特集につられてホイホイ購入。これでニンドリ購入は四度目の管理人です。
今月のニンドリでニンドリ編集者が風花雪月の中から名セリフを13個選んでいたので、その感想でも書こうかなと(選び方が上手だなと思った)。発売からしばらくたったので投下。
ネタバレにならないものをよく選んできたなーって感じ。あと見てればわかるんですがマリアンヌに関わるものが多いので選んだ人マリアンヌ好きだったのかなとか邪推してみたり。
※説明しやすい順に並べているので、ニンドリで掲載された順番とは異なります。
ヒルダ―対ベレスB

ヒルダのセリフ。「面倒ごとはほっておいていいから」という意図か。
面倒なことは誰かがやってくれて、自分に期待する人はいなかったヒルダだからこそ出てくる言葉…なのかも。
エーデルガルト―対ドロテアC

このときすでに実際に使える者を取り立てた経験があるエーデルガルトの発言。
誰を取り立てたか?イエリッツァです。

イエリッツァは平民ではなく貴族であったとはいえ、有能だから取り立てた。すでにやったことがあるからこそできる発言、なのかもしれません。
…そういえば、ニンドリが選ぼうか悩んだセリフの中にヒルダとクロードのBのクロードのセリフがありましたが、エーデルガルトのこれと同じようなセリフでした。
クロード―対レオニーA

レオニーに対するセリフ。特に細かい説明は不要だと思います。
このあと、レオニーに「フォドラの人間の「当たり前」を簡単に壊しちまうような価値観」と言われる考え方です。
ヒルダやエーデルガルトのセリフ同様、クロードだからこそ言えるセリフと言えます。
ラファエル―対ベレスA

ベレスが苦手なことをやっていた。苦手なことまでやらなくても…というセリフに対し、ベレスはラファエルも苦手なことを頑張っていたと返す(選択肢一択、ラファエルが苦手な~については支援Bまで等を参照)。じゃあなぜラファエルは頑張れるのか?…妹のためだと言う。その次のセリフがこれ。
このセリフは誰に対して、どんな状況に対して、というわけでなく、すべてに通じる部分がありますね。いつでも使える言葉…そんな気がしています。
アッシュ―対ツィリルA

ニンドリに選ばれたのはアッシュのこのあたりのセリフですが、少し戻った方がわかりやすいかと。というわけで支援Bから。

友達を知らないツィリルに対し、アッシュは自分が友達だ、と言う。
このときアッシュはツィリルに友達とは何かを説明。(ここで支援B終了)
支援Aにて、その説明通りに困っているアッシュを助けたツィリル。そのときのセリフがニンドリに選ばれたあれです。
ツィリルはその生い立ちの都合もあり友達と呼べる人がいなかった。似た生い立ち(貧しい平民)であるアッシュだからこそ対等に話せる「友達」…になれたのかも。
フェリクス―対アッシュB


アッシュとカトリーヌの外伝をクリアしないと読めない支援会話より。
騎士道物語を読んで、理想の騎士にあこがれるアッシュ。でも自分の理想だと思っていたロナート様(あえてアッシュ風に呼んでみる)が、実は違った。
ロナート様のきれいな部分だけを見て、現実を見れていなかった、と。その次のセリフです。
ひとことでまとめるなら、
「アッシュは理想の騎士を目指し続ければよい」
という感じになると思います。
ディミトリ―対メルセデスC

メルセデスに剣を教えるディミトリのセリフから。
メルセデスは近接系武器三種(剣、槍、斧)が苦手技能だったり、嫌いなものに「体を動かすこと」があったりするキャラ。このことからよくわかるように、近接には不向きという設定になっているキャラです。
このあと嫌いなものに「細かい作業」と「壊れやすいもの」があるディミトリが裁縫に挑戦することになりますが…そのときにこのセリフが引用されます(支援Bより)。
克服できたかは置いておいて、得意な人から教えてもらうことで苦手なものに挑戦する話(お互いが)。
苦手なものに挑むディミトリに対してメルセデスがこのセリフを使うのも…「苦手なものを克服しようとしているときに背中を押してくれる言葉」だからなのかもしれません。
フレン―海が見える場所
※ニンドリではネタバレ防止のため、ちょっとセリフが省略されて掲載されています。

ちょっと状況がわからないと理解が難しいセリフかもしれません。
…ネタバレ防止のための省略って意外と気づくものですね。元を探すのに時間がかかったのがこれなんですが、セリフにちょっとした違和感っていうか、なんか違うなってのは感じていました(もっとも周回プレイ時は外伝クリア後のやつは飛ばすんで、見覚えがなかったってのもありそうですが)。
リンハルト―対ドロテアB+

このセリフだけ見てもなんのこっちゃだと思うので、一応背景を。以下は支援Bより。

過去にまつわる陰口を聞いてしまうドロテア。

その場に居合わせたリンハルトは、陰口を忘れようと提案する。しかし、ドロテアは割り切れないと言い、一人にしてと言って去っていく。(ここで支援B終了)
その後B+にて、あの兵士の陰口は自分でも思ってることだ、と言ったドロテアに対して言ったセリフがあれ。
—
過去のこと・気持ちを手放すのはドロテアが成長するにあたってぶつかる壁。
「あなたは過去たくさん苦しんできたから、もう苦しむ必要はない。過去の気持ちを手放して。」というメッセージは、ドロテアが必要としているものです。
ただし、このメッセージが逆効果となる人(キャラ)もいます。風花雪月だと、マリアンヌあたりです。
ドロテアに対してのこれのように、マリアンヌが成長するのにも必要なメッセージがあります。ニンドリが選んだ名言集の中に、ちゃんと入っています。
フェルディナント―対マリアンヌB

マリアンヌが成長したきっかけが何かと聞かれれば、管理人は迷わずこの支援会話をあげます。
(マリアンヌがフェルディナントから学んで成長するのにもいろいろと理由があるんですが、ややこしいのでここでは触れないでおきます。)
過去から逃げ続けているマリアンヌに必要なのは一度向き合うこと。

このセリフはニンドリの選んだセリフのあとに出てくるものですが、マリアンヌはフェルディナントのこの言葉をもとに成長していくこととなります。
(管理人の個人的な感想ですが、フェルディナントの考え方を最もよくあらわしているセリフのひとつだと思います。)

(支援Aより。マリアンヌの成長の証拠です。一応のせておきます。)
フェルディナントの考え方やマリアンヌに対するメッセージは、さっきの支援会話(リンハルトとドロテアのやつ)とは真逆です。過去と向き合うか、逃げるか。
ドロテアは向き合いすぎているから、逃げてもいいのではないか。マリアンヌは逃げているから、向き合った方がいいんじゃないか。
どちらも相手が置かれている状況を踏まえてのメッセージです。
イグナーツ―対マリアンヌB


スチル絵(管理人の記憶が正しければここでしか使われない)がついている支援会話。
イグナーツがマリアンヌを連れ出して景色を見せる話です。

下ばかり向いているマリアンヌに、少しでも上を向いてみればいいことがあるよ、と教えるために連れてきた…そんな感じです。
ただ、実は同じことを考えている人がもう一人いまして…。
シルヴァン―対マリアンヌB

イグナーツのセリフの背景を見てから見るとよくわかるんですが、このセリフ、実は言ってることはイグナーツの背景で紹介したセリフと同じだったりします。
楽しいものなのか、景色なのか…そこの違いだけで、考え方はよく似ています。
でもニンドリに引用された部分だけだと全然そう見えないんです。ニンドリの選者上手いなあ。
門番―一年目四月の散策


四月の最初の散策で門番に話しかけると聞けるセリフ。時期的には学級を選んだ直後に当たります。
あるキャラのセリフというわけではないんですが、聞ける時期も相まって風花雪月を象徴するセリフだと思います。