最初に謝罪、スートカードに関してはいまいちピンと来ないため良い解釈が思い浮かぶまでの間コートカードのみとさせていただきます。もし思い浮かばなかった場合はコートカードのみとなります。
小アルカナからストーリーを見てみようシリーズの翠風編予定地。
コートカードについてはかなり大事。
ペンタクルのペイジ

ペンタクルをながめる男性が描かれています。
このペイジの人物像は自分の未来を思い描いている人。
一方で現実の厳しさがわかっていない人、先人の築いてきた資産に気づいていない人と取る解釈も存在します。
ペンタクルのナイト 守りの騎士

ペンタクルを抱える騎士は、大事なものを守るために策を練る。
策を講じて勝利を手に入れようとしているのだろうか。
ペンタクルのナイトの馬は止まっています。(ちなみに、他のナイトは走っています。)
このことから、ペンタクルのナイトは「守り」のカードとされることが多いです。
解釈例をあげると、人物像としては「慎重な人物」。意味に「策士」を持っていたりもします。

第二部においてはエーデルガルトやディミトリと比べると攻めているというよりは守っている印象が強いですね(翠風除く)。
…そういえば、翠風だけ最終章が「相手が攻めてくるから守ろうぜ」って感じだったような。ワンド(エーデルガルト)とソード(ディミトリ)が自分たちから攻めて終わっているのと比較すると対照的と言えます。ペンタクルのナイトが「守り」なのを示しているように思えなくもないです。
おまけ・対応がナイトであることが示すもの
エーデルガルトは「クイーン」。ディミトリは「キング」。対してクロードは「ナイト」。
フォドラにおいては王や女王ではありません。エピローグにある通り、フォドラにおいてはただの貴族でしかない。アドラステア帝国の皇女であったエーデルガルト、ファーガス神聖王国の王子であったディミトリとは違う。同盟はあくまでも貴族の共同体でしかない。立場的には他の貴族出身の生徒とあまり変わらないとも言える。一方、小アルカナでは「キング」や「クイーン」と横に並ぶ存在(各元素の示すものを会得した存在という意味で)。小アルカナのナイトはキングやクイーンとは違うけれど、同じ立場に立つことができる存在、と取れなくもない。
また、パルミラは騎馬民族の血を引いていることが図書室の本から読み取れます。

騎乗系が得意(かつ専用職が騎乗)なのはこの設定が関わっているからかもしれない。
(このあたりはイングリットの「イングリットの紋章であるダフネルに対応する大アルカナは戦車。戦車は人が上に乗っている、だからイングリットは騎乗が得意。」に通じる部分があります。)
ペンタクルのスートカードについて
いまいちピンと来ないとか書いてますがちょっとは書いておきます。12/15時点で管理人が考えていることはだいたいこんな感じ。
2で才能を知り、3で能力向上を目指す。4で得たものを守ろうとするが、5ですべて失い路頭に迷うことになる。6で人を助ける。7では実りを前にして思い悩み、8で努力し、9で実りを受け取る。10は主人公の老後を描いていて、主人公が得た実りが引き継がれていることを示している。
3から5は白雲全体を指しているようにも思えます。特に3、5は修道院での主人公の行動が描かれているのも相まって。9と10の流れはエピローグに当たると見ています。問題は6~8…ここが何も思い浮かばない。もう少し考えてみます。