ひとことでまとめるなら、心地よい状態を維持したい人。
以前一度番外編として取り扱っておりますが、現在行っているキャラ考察シリーズの改訂の一環として正式な記事としてまとめなおします。そんなわけで、以前取り扱った話がやや多いかもしれません。
タイプ判定
9タイプ:9w1「夢見る人」
本能サブタイプ:Sp「快適さを求める」
成長のレベル:レベル5付近
判定するうえでおそらくタイプ5と迷うことになるかと思います。
しかし、タイプ5のキャラと比較すると明らかな違いがあるのと、タイプ5の特徴とは反対の特徴があったりするので、そのあたりが判定理由になります。あと、タイプ9の根源的欲求も見つかったり。
プロフィールから読めること
タイプ9の根源的恐れ:喪失と分離
タイプ9の根源的欲求:内面の平和を保ちたい
まずはリンハルトのプロフィールを見ていただきたい。

趣味:睡眠全般・紋章学の研究→ともに「自分の内面の安定を保てるもの」(詳細は後述)
好きなもの:昼寝、朝寝、読書、釣り→「自分の心地よい状態」、自由→「そんな心地よい状態をずっと維持できること」
嫌いなもの:争い、血、武器→「平和を壊すもの」、勤勉さ、義務、束縛→「心地よい状態を終わらせるもの」
ざっくりと分類するとこうなります。
寝ることの意味
タイプ9の囚われ:「怠惰」
現実に影響されることを好まない。心地よい状態にこだわる。
タイプ9自己保存より:食べたり寝たりするのが好き。才能があっても大望はない。
リンハルトの場合、心地よい状態=寝ること。ちなみにラファエルの場合は「食べること」になる。

(アネットは文字通りの「怠惰」の意味で使ってそうだが。)
寝たいときに寝る。自分が心地よいときに。「時間だ、起きろ」と言われてほぼ毎回文句を言うのは「もう少し平和な世界にいたい」という意味なのかも。
リンハルトにとっての紋章学
9w1通常の特徴:あからさまに情熱的ではない。本質的でない活動にはまり込むことがある。
こちらは主に紋章学関連。「情熱がない」に関しては対ハンネマンを参照。
紋章学をしている、つまり心地よい状態にいるリンハルト。そのリンハルトの行動をやめさせようとして逆に怒られる支援会話があります。心地よい状態を中断させてくるものは、平和を壊すもの、つまり嫌い。
このあたりは睡眠と同じかも。
まとめ
自分が今快適かどうか?が一番大事。
そのために問題を見て見ぬふりをしたりする。(※詳細はDLCネタを多く含むため、次で紹介)
ざっくりまとめるとこうなる…か。
DLC支援会話に何気に大事なものがあったりするので、おまけでDLC支援会話についての話もしときます。
問題への対処の仕方(DLCネタ有)
タイプ9の問題への対処の仕方(ハーモニー:楽観):問題に対して楽観的な態度を取る。自分の問題、相手の問題にはできるだけ対応したくない(めんどくさいから)。
リンハルトのニンドリの名言が生まれた背景で紹介したセリフなのですが、このセリフ、ドロテアサイドだけでなくリンハルトサイドにも重要な要素があったりします。

リンハルトにとっては当然のことがなぜドロテアは受け入れられないのか?
ドロテア(タイプ4)とリンハルト(タイプ9)では問題への対処の仕方が違うからです。(ここでの問題は陰口や厄介ごとなどととらえていただければ。)
タイプ4の問題への対処の仕方(ハーモニー:反射):感情的に反応する。自分の気持ちを相手に知ってほしい。
ドロテアの問題への対処の仕方はこんな感じで、まとめるとこうなります。
ドロテア:陰口を言われた自分がどんな気持ちなのかを知ってほしい。何らかの形で今の気持ちを表現しないと(芸術などで表現されることが多い)。
リンハルト:陰口が原因で自分の平和が崩れるのは嫌だ。だから見ないふりをしよう。
ただ、そんなリンハルトも問題に対処することはあります。DLC追加の対ハピより。

ハピの場合は、見て見ぬふりするより「放っておいたほうがめんどくさい」から世話をしてくれた、というのが正しかったりします。これのすこしあとより。

ハピの世話をするのと、ハピを厄介者とみなして無視するのとを比較して、どちらが将来自分にとって「面倒」になるかを考えた結果、リンハルトは前者を選んだ。
この支援会話をひとことでまとめるなら、リンハルトはハピのことを考えてではなく面倒ごとを避けるために人を助けた、というややこしい状態だったりします。