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二年間ありがとうございました。

FE風花雪月キャラ考察―ドロテア

当ブログの風花雪月カテゴリーはプレイ済みに向けて書いています。
結果、ほぼすべての記事においてネタバレを含んでおります。
未クリアの方はご注意ください。

今回のキャラ考察記事はちょっと特殊で、三部作みたいな感じになりました。

ドロテアについてはぱっと見は違うけど実は同じ話が何回も出てきている、というのがポイントです。

 

当ブログのキャラクター考察は、キャラの性格を作中の描写をもとに性格分析を用いて診断する「キャラクター性格診断」の視点から行っております(メインとして9タイプことエニアグラムを使用しています)。

原作にある描写の話のみをするよう心掛けていますが、たまに脱線することもあります。予めご了承ください。

キャラ考察ドロテア編、シルヴァン編、フェリクス編について

今回より、しばらくはタイプ4判定となった以下のキャラをメインに取り扱います。

このうちイグナーツとイエリッツァ先生は成長のレベルの都合で少し違う話になってくるので独立記事で扱います。

問題は残り三人。成長のレベルが近い都合で、普通にやると内容がかなりかぶるわ、内容がかぶらないように書いてみると内容薄くなりすぎて読破難易度が高くなるわ。

いろいろ考え三回くらい下書きを書いてみては没にした結果、以下の順で考察するのが一番わかりやすいのでは、という結論に至りました。

  1. まずドロテアを中心にタイプ4についてを解説
  2. 次にドロテアの描写をもとにしてシルヴァンを考察
  3. さらにその二人をもとにしてフェリクスを考察

初期のもの以外のキャラ考察シリーズはどのキャラから読んでもいいように書いているつもりですが、この三人についてはドロテア編→シルヴァン編→フェリクス編の順番で読むことを前提に記事を書かせていただきます。ドロテアの話がないとシルヴァンとフェリクスの話が「9タイプよく知らない人はお断り」レベルのかなり難しい話になってしまうので、この三記事に関してはこの順番で読むことを強く推奨とさせていただきます。

今回はそのうちの1.「まずドロテアを中心にタイプ4についてを解説」を行います。

タイプ判定

9タイプ:4w3「貴族」

成長のレベル:レベル5「自己陶酔の夢追い人」付近

統合分裂:2への分裂らしきものあり(注:シルヴァンほどわかりやすくはない)

キャラクター設定(事前公開されていた分含め)からタイプ4らしさが少し出ていたお方そのいち。

DLCで追加された支援会話含めかなりタイプの特徴が出ており、風花雪月に登場するタイプ4キャラの中で最も「わかりやすい」キャラだと思います。特にタイプ4らしい一面が見られるのは対ベレス、対シルヴァン、あと対リンハルトあたり。

まずはプロフィールから

まずプロフィールを確認します。プロフィールの段階で「見てみないとわからないけど高確率でタイプ4なのでは…?」と思えるくらいよくできているので。

好きなもの

歌、音楽、舞台→タイプ4には「芸術家」の別名があり、芸術に関連する設定がつけられがち。

嫌いなもの

自分自身→重要。超重要。これが書かれていると8割くらいの確率でタイプ4だったりする(マリアンヌのような例外もいるが)。

高慢な貴族→詳細は子供時代解説で。

子供時代解説

過去になにがあったか?どんな子供時代を過ごしたか?を見ると判定がやりやすいです。ドロテアもその例に漏れず。ということで子供時代がよくわかる支援会話を取り上げます。

ドロテアは過去の話をすることが多いため(※「感情センター」に属するためか?)、ドロテアの過去の話は結構支援会話でよく出てきますが、特に対ベレス、対ハンネマンなどがわかりやすいかと。ということで以下は対ベレスAより。

この過去話+そのあとどう思ったかについてはほぼタイプ4の子供時代のパターン(親への定位)に一致。解説も何も上記台詞はほぼ書籍に書かれている内容と同じです。ちなみに、タイプ4の子供時代のパターンはこんな感じ。

自分は「親とは違う」。自分の本当の親じゃないと親探しの旅に出たり、孤児だと思い込むこともあるらしい。(※ドロテアの場合は、文字通りの「孤児」)

「親は自分のことをわかっていない」と感じた結果、自分自身に何か足りないものがあるのではないかと感じるようになった結果、自分探しをするようになった(その結果、自分の欠点にばかり目が行くようになった)。

自分のことを理解してくれる「親のような人」を探している。このような人を理想化して扱う傾向あり。(※ドロテアの場合、なぜ男をあさるのか?につながる)

「親は自分のことをわかっていない」については対ハンネマンの支援にある「親と思わしき人に会ったときの話」にそれらしきものが。

このあと対ベレスAで出てくるこのセリフ。

このセリフは「親のような人を探している」に一致。

表面上の「歌姫」ではなく本当の自分である「孤児」を愛して

ドロテアが過去話を持ち出すときはだいたいこれ。ドロテアの根底にはこれがある、というのは形を変えていろいろな支援会話によく出てきています(歌姫はまがい物だ、歌姫は本当の私ではない、普段は演技している、などはだいたいこれ。)。

対ハンネマンBにある親と思わしき人(と貴族、フェルディナント)に対してのこれも結局のところは「貴族は本当の私である孤児には見向きもせず「きたないもの」扱い。歌姫という「きれいな華やかなもの」しか見ない、だから嫌い。」に落ち着きます。

これはドロテアだけでなくタイプ4全体に言えることだったりします。

感情センターと過去

感情センターに位置するタイプ4のキャラなだけあり、過去についての話が非常に多いです。

ここでは特にレベル5付近の特徴がよく出ている支援会話のひとつ、対リンハルトを取り上げたいと思います。(対シルヴァン、対フェリクスもタイプ4傾向が出ているんですが、ここでというよりは二人についてを話すときに出したほうがいいと判断したので、ここでは出しません。)

ともに以前のニンドリの名言で取り上げたスクショですが、ここ結構大事なので再掲載。

リンハルトとドロテアの考え方にはかなり差があり、ひとことでまとめるなら

リンハルト→気をそらして忘れればどうでもよくなる(タイプ9、ハーモニー楽観)

ドロテア→一度言われたことは忘れられない

だいたいこんな感じ。

タイプ4が直面するもっとも大きなチャレンジのひとつは、過去からひきずっている気持ちを手放すということを学ぶということです。彼らは傷をいたわり、自分を傷つけた人たちに対する否定的な気持ちにしがみつく傾向があります。

新版エニアグラム 自分を知る9つのタイプ【基礎編】 pp.204

管理人、これ過去に何度か引用していますが、リンハルトとの支援会話はまさにこれを表現したものです。この支援でのドロテアの状態はまさに「否定的な気持ちにしがみついている状態」で、自分を傷つけた人たちはここでは教団兵に当たります。過去からひきずっている気持ちを手放せていない、というのはこの支援会話に限らず、対フェルディナントなどでも見られます(昔嫌な思いをしたときのことをずっと根に持ち続けていることが多い)。

で、どんなドロテアに対してのリンハルトのアドバイス(直球)がこちら。

ちょっと言い過ぎ感がありますが言っていることはだいたい専門書に書かれているものと同じです。

まとめ

他キャラ同様子供時代を掘り下げていくとわかりやすいです。特に「親(だったかもしれない人)」をどう思っているか?がポイント。支援会話では「普段見せている歌姫」と「本当の私である孤児」についての話や、過去の話がとても多いです(ドロテアの支援を通しで見ているとほとんど同じ話しかしてなくね?と思うこともあると思いますが、それだけ「過去が捨てられずにいる」ということです)。

なぜ男漁りをするのか?も子供時代に関わっています。

ポイントはやはり「歌姫は偽物、本当の私は孤児」。この一言に尽きます。

最初に書いた通り、この話はこれからまだまだ続きます。次回予告、シルヴァン編は囚われ(嫉妬)とシルヴァンのトライタイプ判定についてを中心に書きます。

最後に、おまけとしてDLC支援会話についての話をしておきます。

おまけ:何のための歌なのか―DLC支援会話より

えーさすがにDLC配信から一年ちょいたったし、もう扱ってもいいよね…?いいよね?今から取り上げるのはユーリスとの支援についてですが、もしDLC未購入の方がいましたら読み飛ばしてください。

4w3の特徴:ほかの人が自分をどう思うか?を意識している。(ちなみに、w5だと気にしない人になる。)芸術を表現するときは常に見せる相手のことが頭にある。

ドロテアの歌(芸術)は誰かのために捧げる歌。フェリクスとのエピローグなどがわかりやすいかと。今回取り上げるユーリスとの支援でもそれらしきものが(実際にドロテアが舞台に立ったわけではないが)。

ただその一方でこの支援、ドロテアの「歌姫と孤児」の関係が出てきてもいて、それがAのこちら。

歌姫は空虚な紛い物、孤児は本当の私。そして話しているのは、やっぱり過去の話。

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ファイアーエムブレム風花雪月
管理人プロフィール
かな

キャラクター性格診断と作品考察をメインに取り扱っています。なんだかんだでタイプ4のキャラの話をしているときが一番楽しい。
※画像はねんどろいどのカムイの写真です。

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