他キャラのセリフとかからベレスってどんな人だろう?という話をします。
あと、ベレスの選択肢についての話も少し。髪の色が変わる前後で、選択肢に変化があります。
これまで上げてきたやつの「総まとめ」の意味も込めて。
タイプ判定・成長のレベル
タイプ判定:9w1「夢見る人」
成長のレベル:EP9まではレベル4「人に合わせて役割演技する人」、EP10~11以降はレベル3「協力的な調停者」
成長のレベルの動きはさておき、タイプだけはマリアンヌと同じだったり。
レベル4「人に合わせて役割演技する人」
自分の役割を優先。あまり目立ちたくない。結果、よくいる普通の人になろうとする。
何でも引き受ける、たとえそれが本当にしたくないことであっても。
自分を隠して役割を果たそうとする。
ぱっと見、健全なタイプ9とあまり変化はありません。
ただ、明らかな違いがあります。それは、心の平和を守ろうとして、何でも人に合わせようとすること。
葛藤を起こしたくないから相手に頼まれたら断れず、何でも引き受けてしまうところがあります。
否定するのが難しい人生哲学やら価値観(ここではセイロスの教えだったり、各級長の考え方とでも取るべきか?)をあっさり自分の生き方にしてしまう一面もあります。
(このレベルをもっともよく表しているのは、EP9の女神の塔で、「先生が願い事を決めて」と言われたときに「あなたの願いは何」と聞き返す選択肢がある会話があること、そして生徒の願いをそのまま願ってあげていること。イグナーツとか先生が選択肢を決めるものもいくつかあるのだが、かなり少ない。)
レベル3「協力的な調停者」
9w1のレベル3の特徴はマリアンヌのときも出しましたが、今回はベレスに当てはまる部分を中心にまとめます。
感情を抑えている。冷静である一方で、怒りや憤りを見せることもある。
人に教えることが好き。
誰に対しても同じように対応する。
自分が模範になって、人に教えようとする人に。書籍いわく、このタイプの人が教育をすると最高の結果が出るよう。優秀な教師になれるタイプで、率直で客観性のある人です。
争いごとの本質を理解し、仲裁する人。誰の意見も先入観なしできくことができるので、いろいろな考え方を統合したりすることも得意。

(ひとことでまとめると、こういうこと。相手によって態度を変えたりすることがないので、皆を公平に見ることができる人です。)
ベレスの成長と主人公としてのタイプ
ベレスが成長するタイミングは、ジェラルトが死んで、ソティスとひとつになるあたりです。
これ以降は、健全の状態に入ります。(重要なのは、EP11の段階で健全である、ということ。)
通常のレベルだったときの選択肢は自分の意思を伝える選択肢があまりありません。一方で、健全な状態になると「自分がどうしたいのか」を伝える選択肢が増えます。(このあたりはマリアンヌのセリフとも共通しています。)
ベレスは主人公としては、
「自分はすでに成長したから、仲間たちが成長できるように手助けしてあげよう。」
という感じの主人公です。
自分が成長していく、というわけではありません。成長していくのは、主人公のまわりにいる人です。
教師という役割
自分を追い込みがちで、自分に厳しすぎるところがあるディミトリに対して

(※ディミトリ・イングリット編で上げたものと同じものです。)
自然体でいることが美徳、そんなタイプであるアネットに対して

健全なベレスに特に言えることですが、相手(支援相手)の心が解放されるように導いています。
ベレスの言葉によって気づき、成長していく。選択肢見てていつも思うんですが、相手が求めていることが選択肢になっていることが多いです(上の二つはあくまでも一例です。もっとあります。)。