ひとことでまとめるなら、頼りになる「友達」。
判定材料になりそうなセリフが少なく、かなり難しい部類でした。ちょっとわかりにくいかもしれません。
タイプ判定
9タイプ:6w7「良き友(バディ)」
本能サブタイプ:Sp「責任」
成長のレベル:レベル4~5付近?
判定理由になるのは未来の話が多いことと(「これからどうなってしまうんだろう?」)、その別名通り友達に関することが多いあたり。海外では9w1判定になってたり、タイプ2っぽい側面があったりとなかなかに難しいキャラです。
直近でこのタイプの主人公が2作品続いたので、FEの主人公と言えばこれ、といった印象がある人もいるかもしれません。過去のFEや別作品を見ても「騎士」キャラに多いタイプのひとつ。
本当はDLC支援会話に使えそうなものが結構あるのですが、DLC未購入者への配慮としてあえて取り上げてません。
将来への不安(判定理由)
タイプ6の囚われ:「恐れ(不安)」
自分の安全、将来への心配としてあらわれる。
思考センター:未来への恐れから、将来を気にかける。→自信のなさ、不安につながる
タイプ6は思考センターど真ん中。思考センターの影響を強く受けています。
第二部の散策より。

「死んだはずのディミトリっぽいやつ来てるけどどうすんだよ」的な話をする人が多い中で、次の章の話をすでに考えているのです。
クロードも思考センターの一員なので先のことをしっかり考えていそうなあたりは流石なのですが、未来のことを心配しているのはそんなクロードだけではないようです。
過去の気持ちやいまへの抵抗に比べ未来への不安に目が向いているので、思考センターである可能性が高くなります。
良き友の別名通り
タイプ6の特徴:友人や自分の信念に忠実。(根源的恐れによる)
6w7の特徴:楽しく過ごすことを重視。より人とのつながりを大切にし、人に好かれ、気に入られようとする。
ニンドリの名言に選ばれたセリフ…の背景にあたるセリフから。あとツィリルもタイプ6なので。

アッシュが友達を大切にする理由は、見捨てられることを恐れているからです。「困ったときは君に助けてもらう」と言っているあたりに注目。もしタイプ2のメルセデスなら?自分はツィリルが困っていたら助けるだろうけど、助けてもらうことは考えない可能性が高いです(※ここがタイプ2ではない理由)。
あとタイプ7の影響を受けているからか、タイプ1の皆さんに比べて堅物っぽい感じはあまり感じません。タイプ6もかなり真面目なので堅物にみられることもありますしアッシュが堅物と言われるシーンもありますが…
支えと勇敢さ
タイプ6のもらえなかった子供時代のメッセージ(根源的恐れの核となる):あなたは安全です
タイプ6の根源的恐れ:人の助けなしに自力で生存できないこと。
タイプ6の根源的欲求:安全と支えを見つけること。→人を頼る

(※何気に支援値(好感度)が上がっている点に注目)
ベレスの選択肢「大丈夫だ」はアッシュに「安全だ」と言ってあげているようなもの。
あと個人的に見てほしいのが、その次の台詞で、「騎士団の方々もいるし、何より先生もいる。」と頼れそうな人を列挙している点。
これに限らず、全体的にアッシュの選択肢は「アッシュの不安をやわらげる選択肢(アッシュが思っていそうなことを選ぶなど)」を選ぶと支援値(好感度)が上がる傾向があります。
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さてそんなアッシュですが、一度ものすごく健全なタイプ6の特徴を見せたことがあります。以前のFEの主人公にひとりタイプ6でレベル1まで到達したお方がいまして、そのキャラのせりふに通じる部分もあるので一応取り上げておきます。

最高の状態まで行くと、タイプ6は自分の中に信じられるものを見つけて、根源的欲求が満たされます。結果、通常の状態の不安な人はどこへやら、勇敢な人になるのです。
(これはおそらく、アネットのためを思った結果か一時的に最も健全なレベル1の状態のような状態になったと思われます。そんなことめったにないんだけどね。)
まとめ
つねに不安が渦巻いているので、将来の心配をし、人を頼る。
友達をとにかく大切にする
タイプ6には「二面性がある」という特徴がよく書かれるのですが、それはドゥドゥーのほうによくあらわれている部分があるので、ドゥドゥーの話をやる機会があればそちらで取り上げたいと思います。