このブログでやっている「キャラクター性格診断」についての説明+よく使う理論の簡単紹介。
キャラクター性格診断はその性質上ネタバレを避けられません。
「風花雪月をプレイ済みであることを前提として記事を書くので未プレイの人は別のサイトを当たってください。」
キャラクター性格診断とは?
そもそも日本ではまだマイナーなもので、「キャラクター性格診断」という名前だけ見て「どのキャラクターと自分が似ているかの判断ツール」だと思われることも少なくありません。
ざっくりまとめると、「キャラクターを性格的特徴で分類してる」って感じです。
ひとつ例を挙げると、アンサイクロペディアの「ツンデレ」の記事のように「ツンデレ」とひとことで表現できても、そのツンデレには種類があります。女王様っぽいタイプなのか、はたまたライバル系なのか。
このツンデレの種類を見分けるのが「キャラクター性格診断でやってること」に近いです。
海外ではそこそこ流行ってて専門サイトがいくつかあったりしますが、日本ではまだマイナーでキャラクター性格診断スレまとめwikiがあるのと、個人ブログでやってる人がいるくらいです。
口で説明するより結果を見てもらった方がたぶんわかりやすいと思うんで、このブログの別記事で上げているキャラクター性格診断の結果画像を再掲載しつつ紹介します。
なお、以降は「キャラクター性格診断」ではなく「タイプ判定」と表記します。
メジャーな方、16タイプ
まずは「メジャーな方」こと16タイプから。
さっき紹介したwikiでよく使われているのはこっちの理論。海外でもこっちの理論のほうが議論が活発な傾向あり。
人間を「外向か内向か」「感覚か直観か」「感情か思考か」「決断か柔軟か」の二択x4をアルファベットで表記したものが診断結果となります(詳しくはwikiとか読んでください)。

(※マヌエラ以外は判定があまりぶれていないキャラで、かつタイプが近いキャラは同じ学級だったり共通点がわかりやすいキャラを中心に選んだつもり。マヌエラに関しては諸説ありますが一応ESFJに入れています。)
16タイプについてはこんな感じ。管理人が判定したものなのでwikiに上がっているものとはかなり違う結果になっています。このように、判定する人によって結果が変わってくるのがこのタイプ判定の面白いところ。結果を見ると判定した人がキャラをどうとらえているかがわかることが多く、判定が終わってから海外サイトとかで他の人の判定を見るのは意外と楽しい。
よく「二択で決められないときは、どう決めているの?」という質問を見かけますが、あくまで「どちらに近いか」であって自分のタイプのほうじゃないやつは全く持っていないというわけではありません。(二択x4だけではなく心理機能などを見て決めることも多いです。)
こちらはメジャーなだけにそこそこ詳しいサイトも結構あります。実は管理人は16タイプの理論はあまり詳しくないので、解説まではできそうにありません。
マイナーな方、9タイプ
さて、次にマイナーな方こと9タイプの紹介。
マイナーな方、と書きましたが最近wikiで取り上げられ始めたり海外サイトで投票がはじまったりとそこそこ取り上げられるようにはなってきています。
9タイプと書きましたがエニアグラムと呼ばれることの方が多いです(というか、こっちが正式名称)。ちなみにこのブログでは9タイプ表記を使うことが多かったり(これは16タイプとの対比のため)。

(※上のような図表テンプレもないので一覧表は海外サイト「TierMaker」で作成したものを使っています。)
さっきの16タイプとは別の切り口から見てるって感じです。
このブログではこちらの理論をメインに取り扱っています。
何がわかるの?
そんなもの決めて何に役立つの?と言われるとちょっと難しいですが、風花雪月の場合は攻略の役に立ったりもします。
その例が、「お茶会」。
攻略wikiを見ずにお茶会を開いて、よく成功するキャラと、まったく成功しないキャラの二種類がいるはず。
(少なくとも管理人にはいます。そして、失敗するときはたいてい沈黙を流していたり。)
キャラクター性格診断の知識があるとそのキャラが何を気にしていて、何を考えていて、何を好む傾向があるかがなんとなくわかるようになります。
…まあもっとも、お茶会は設定暗記だけでなんとかなるケースも多いですが。
理論とかそのタイプがよくとる特徴とかを覚えてから支援会話を見ると、「このキャラよくできてるなあ」ってなる会話が結構あったりもします。
もしこれを見ている人の中で二次創作に興味がある人がいればですが、「二次創作してみたけど原作とキャラ変わってる」現象を避けられるようになります。
二次創作をする人は知っているとやりやすくなるんじゃないか?と思ってみたり。
(タイプ論は風花雪月専用というわけではなくて、どの作品のキャラにも使えます。作品AのキャラBと作品CのキャラDが似てる、と思ってタイプを見てみると同じタイプだった、なんてこともよくあります。)
なぜ流行っていないの?
単純に、難しいからだと思います。
例としてキャラクター性格診断の結果を文字「だけ」で書いてみます。
第一部のディミトリは「ISFJ 1w9 Sp レベル5」。
最初の「ISFJ」が16タイプの結果で、「1w9」以降が9タイプの結果。
「第一部の」と明言してあることからもわかる通り、これが第二部だと微妙に変化します。
慣れてくるとこのタイプ表記を見るだけで全く知らない作品のキャラがどんな性格をしているのかイメージできるようになりますが、何も知らない人にとっては「ただのアルファベットと数字の羅列」にしか見えないです(そしてイメージできるまでにかなりの知識を要するのもまた、難しいと思わせるポイントなのだと考えていたり)。
管理人は少しでも敷居を下げられないかと努力中です。
注意事項
これでだいたいの説明は終わりですが、管理人から絶対に守ってほしい注意事項があります。
キャラタイプ判定はファンが勝手にやっているものであって、「これ」という答えはありません。
人によって判定が変わったりするのはよくあることで、海外ではエーデルガルトの判定でもめていたりします。
さっき上げたものは管理人が判定したものであって、管理人の考えでしかありません。このブログの中ではさっきの判定をもとに話を進めていますが、もし画面の前のあなたが別の結果を出したなら、その結果を信じてください。
あと、勉強したからって言って「リアルの他人に使う」のは絶対NG。特に16タイプについては公式協会が禁止しています。このブログではあくまで「キャラに対して使うもの」として紹介しているに過ぎません。リアルで使いたい人は書籍を買うなりワークショップに出るなりすることを強くすすめます。
以上二点を踏まえた上で学んでください。
次回予告
次回から9タイプの説明をしていきます。
次はとりあえず「9タイプの概要」と「それぞれのタイプが気にしていること」あたりを取り上げる予定。