キャラタイプ判定の補足。管理人が9タイプにはまりだしたきっかけになった考察でもあります。
今回はとんでもなく暗い&ヤバい内容多め(少なくとも、公開することをためらったくらいには)なので閲覧注意です。
今回の主題:もしレベル7で手を差し伸べる人がいなければ、どうなってしまうのか?
暗い話なしのタイプ4の話を見たい人は風花雪月考察のドロテア+αをおすすめします。
※成長のレベルの解説は暗夜編のみ公開します(白夜は未確定部分があるため)。
タイプ判定
4w3「貴族」 Sx
プロフィールから読み取れるタイプの特徴をまとめておきます。
タイプ4の特徴:感情の起伏が激しい、精神的に不安定、優しい
これにタイプ3の特徴が組み合わさると:夢追い人、自己顕示的
あとこの4w3とSxの組み合わせは最もツンデレになりやすい組み合わせでもあります。
囚われ・根源的恐れ
タイプ4の囚われ、嫉妬については結構いろんな場所で見られます。
たぶん嫉妬について一番わかりやすいのは無双支援会話の対ゼロ(※要DLC)。ほか、対キサラギAあたりもわかりやすい。
全体的にタイプ4の根源的恐れ「自分には存在意義はない、取るに足らない存在だ」が強く出ているシーンが多い印象。
(特に無双支援会話の対リンとか対ヒノカで見られます。)
成長のレベル
白夜編のレべルがまだできていないが、今回主に出てくるのは暗夜編なので公開。

横軸は章(終章は28章とした)、縦軸は成長のレベル(上に行くほど健全、下に行くほど不健全)。オレンジ=白夜編、紫=暗夜編。右下に紫ではなく赤い点がある理由についてはあとで説明します。
※支援会話はだいたいレベル5くらいのものが多いです。ただ、無双の支援会話ではレベル7くらいのものもちらほら見られます。
※白夜編のグラフについて、10章でレベルが上がること、25章でレベル3に到達していることは確定。それ以外が確定していない感じ。
白夜編レベル要約:カムイに救われた結果、成長し健全の状態に。(流れ自体は風花雪月の蒼月のディミトリとよく似ています)
暗夜編レベル要約:カムイに救われず(いや、救われる道を拒んだと言うべきか)、救いを求めながらも堕ちていき、最悪の状態まで堕ちる。
透魔編は書ける気がしないのでカットで。
共通編(~10章)
簡単な説明だけ。描写少な目につき推測話が多めです。
とりあえず「初出時はレベル5だけど、いろいろあった結果白夜暗夜は10章段階で不健全状態のレベル7からスタートだよ」とわかっておけばおk。
5章(初出) レベル5「自己陶酔の夢追い人」→レベル6「放縦な『特例』」
子供時代のパターンがよく出ている印象。
新しく出会った人、まあここではカムイあたりか…を理想化。カムイは自分を救ってくれるのではないか?と思いつつも、
ミコト死亡によりレベルが一つ落ちます。理想化し、自分の良い親だと思っていたカムイがそうではなかったと明らかになったためか。
(一応年齢について補足。ペルシード・クリスタルによると、サクラが生まれたのち両親は間もなく没したとあります。両親が没したつまりカムイが誘拐されたのは約15年前であり、そのときヒノカは7歳であったことも書かれています。このことから、「だいたい15歳から22歳までの間」であることがわかります。年齢的にカムイを覚えていた可能性がありますが、ここでは「覚えていない」ものとして話を進めます。)
6章と10章の間 レベル6→レベル7「疎外された鬱状態の人」
10章では、白夜暗夜どちらにしろレベル7の状態で登場します。
(ちなみに、透魔編10章ではレベル6の状態です。)
作中描写が全くないため推測するしかないわけですが、透魔にとらわれたことでレベルが6から7に落ちました。これで見事不健全入り。
暗夜編(10章~)【閲覧注意】
カムイに救われる道を選ばず、どんどん堕ちていった方。
カムイに執着しすぎじゃね、とかネットで言われてるのを見たことがありますが、それには実は理由があったり。
特に23章以降は「ひよこくんとふくろうくんのエニアグラム」でインターネットに書けない内容と言われている部分なので、閲覧される方は自己責任でお願いします。原作で描写されていること以上のことは書いていないはずですが、いつもの記事の数倍ヤバいと思ってください。
10章 レベル7→レべル8「感情で苦しんでいる人」
暗夜編では全編通して2に分裂しています(常にストレスを受けていて、心が苦しい状態)。
誰もが自分を見捨てたと感じるようになります。
また、2に分裂すると「自分が頼りにした人(カムイ)を憎みがち」でもあります。
恨みや怒りが強すぎるがために助けてくれようとしている人の相手をするのが難しくなります。
クリア後はレベル8の状態に入ります。
レベル8に入ると、より「他者を非難する。誰かが助けてくれようとしても、その人を遠ざける。」傾向が出てきます。(これはクリア後のカムイとの会話に該当)
ここからしばらくレベル8の状態が続きます。
10章~23章 レベル8
※13章中心
13章で多くのレベル8の特徴が出てきます。
自分が存在していることにすら罪悪感を抱く。
死にとりつかれる。
「自分がいなければ、他人はもっと幸せだ」と考えるように。
さらに2分裂していると、抑えていた激しい怒りを行動に移すようになります。
自分をみじめな状況に追いやった責任があると感じている人(ここでは、カムイとエリーゼ他暗夜王族のこと)に攻撃を加えることも。
(マップで戦闘しているためここにたどり着くまでに攻撃してるじゃないか、と言われればそれまでですが、「戦闘前のシナリオで攻撃した」のはこれが初めてのはず。)
クリア後について。
実はここで、タイプ3レベル9「執念深い精神病者」の特徴が出ていたりもします(「どんなことをしてでもお前に打ち勝ってみせる!」的な発言)。
その結果か、アクアから「別人のようだ」と言われます。(事実、アクアが見てきたであろうレベル5の状態と、レベル8の状態は別人レベルで違います。)
23章 レベル8→レベル9「自滅の人」
カムイに負けた結果、またレベルが落ちます。
正確にはレベル9に落ちかけて退場、と言うべきか。
レベル9の説明文を見てみるとその原因が見えてくるので、レベル9の特徴を簡単にまとめておきます。
(なぜあのような退場方法となったのか?)
人生で進行している問題を解決するため。
苦痛から逃れたい。逃れる手段。
これを踏まえてシナリオを読み返してみると、最後に「逃げる」と言っていることがわかります。
また、あの退場は「自分を助けず、必要としていることを理解してくれない人に対する非難」として、でもあるようです。(これについても、非難ととれなくもないセリフが見つかります。)
終章 レベル9…?
エニアグラム的には結構問題の終章。
終章だけ、タイプ4…ってよりかはタイプ3に見えます。
専門書には
「4w3は3が重いと、不健全になったとき不健全なタイプ3のような行動をする」
と書かれています。
暗夜終章だけを見ると、4w3なのか3w4なのか判定できません。
これが、ifタイプ判定でちらっと書いた「海外民が言っていた3w4判定を否定できない理由」です。(しかもそのレス、暗夜終章について書いたレスなんだよね…)
(ちなみに管理人はアクアのセリフをもとに「4w3としてのタクミは23章で死んだ。終章のあれの中身はハイドラ(実は判定が3w4だったりする)である。」と考えていたり。)
カムイに執着している理由ですが、出会ったときに「カムイを理想化した」ことが原因であると思われます。
主題への答え
問:もしレベル7で手を差し伸べる人がいなければ、どうなってしまうのか?
答:堕ち続けて最悪の状態に至る
創作ではレベル9まで堕ちる例はあまりありません。この例は管理人が知る唯一の例。
管理人から
暗夜23章以降はかなりマイルドにしてあります。原文要約まんまだとヤバい内容の連続になるためです(もともと原文要約まんまで書くつもりだったんですが、書いていてつらくなったのでこうなりました)。
そこそこの耐性がある人は、「性格のタイプー自己発見のためのエニアグラム」の原文を読んでみることを推奨します。特に暗夜終章のレベル9関連はレベルの説明全カットしてるので。